<神学的問題 聖典シヴァ派のmala>前に書いた様にシヴァ派ではカルマだけが個我の汚れではなくより根源的汚れとしてmalaを考えるが、聖典シヴァ派ではmalaが物質性のものである事が強調される。これは不浄は全てプラクルティの開展からくるというサーンキャ説の継承である ...

だいぶ頭が混乱して暗礁に乗り上げていたのだが(笑)分かった事から書いていこうと思う。4世紀にサーンキャを集大成したイーシュヴァラクリシュナは二元論、ヴェーダーンタを完成した8世紀のシャンカラは一元論(不二一元論と呼ばれる)、同じヴェーダーンタでもヴィシュ ...

シヴァ派の根本聖典はアーガマと呼ばれ多くが紛失しているが28のアーガマのリストが記録されている。前回の表に書いた様に聖典シヴァ派は二元論的、カシミール・シヴァ派は一元論的という違いがあるが、根本アーガマに依拠する点では共通している。シヴァ派の二元論と一元論 ...

まずは分かりやすいようにシヴァ派の簡単な系統図を示すと、 パシュパタ派は最も初期に成立したシヴァ派の原型であり、その理論的影響は全てのシヴァ派に及んでいる。個我(アートマン)は本来はシヴァ神と等しい能力を持つが、三重の束縛(パーシャ)に覆われているため能 ...

カジュラーホ寺院群のエロティックなミトゥナ像はあくまでも宗教的表現である。それは正統派のヴェーダ研究から異端視されていたシャクティ崇拝、ナータ崇拝などの流れが次第にタントラとしてヒンドゥー教の正統派になっていった過程と並行している。タントラの聖典の多くは ...

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