ヤン・マテイコの描いた宮廷道化師下の詩は「懲らされ道化」と題された詩の初稿である。マラルメはこれが「下手な詩」と考えかなり表現を変えた。しかし初稿の方が分かり易い詩になっている。彼女の眼のために、–––岸辺には美しい睫毛が生えそこに青い朝 ...

      C級グルメ!  ...

下の山中哲夫氏の論考はマラルメの初期の詩群を地上から天上を目指す運動とその挫折の過程として詳細に検証している。 https   https   https   httpsこれは説得力のある論考で、もうこれでほとんど答えが出ているような気もするが、これも一つの参考資料とし全集の解 ...

猛暑とコロナを吹き飛ばす、涼しく明るい曲を聴きたい。  サザンは若い頃はあまり好きじゃなかった。僕の周りでもサザンは「許容範囲ギリギリ」という声が多かった。「あそこまで軽くなれない」というのだ。これは還暦を過ぎた世代でないと全く分からない感覚だろう。僕 ...

昨日はマラルメの詩論の関係でポーとボードレールの詩論をもう一度復習している内に「吸血鬼カーミラ」を全文翻訳したブログを見つけて( https )一日関係ない読書をしてしまった。ダイアン・フォーチュンは「心霊的自己防衛」の中で実際にあった吸血鬼の例を挙げている。 ...

 <青空>永遠の<青空>の 晴々として朗らかな皮肉がもろもろの花のように 無心に ただ美しく、<苦悩>の不毛な砂漠を過ぎりながら われとわが天分を呪っている無力な詩人を 圧倒する。逃げながら 目を閉じていても、青空が私の虚な魂を、打倒さんばかり 悔恨が苛む ...

詩もマラルメ全集から引用する予定だったが、この詩に関しては全集の物は非常に難解なので比較的分かりやすい日本語に訳してある山田兼士氏の訳をお借りする。http://baudelai.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-82c2.html   <あらわれ>月は悲しんでいた。熾天使たち ...

マラルメの理解をどの様に進めるか考えている。彼はボードレールよりずっと手強い事が判った。ボードレールの様な「愛の破綻」や「政治の挫折」という手掛かりがマラルメには無い。しかも彼の詩の内容自体が詩論である「メタポエム」となり、詩論自体も散文詩になっている場 ...

   梅雨の鬱陶しい気分もコロナも底抜けに明るいオスカー・ピーターソンのピアノで吹き飛ばすというのはどうだろうか?  ...

マラルメは韻文の詩の他に散文詩、詩論、随筆、回想などを書いているが、これらをはっきり分類するのは不可能だ。何故かと言うと随筆でさえ詩と同じポリシーに従っているからだ。例えばこんな具合である。<未来の現象>青さも失せてしまった空が、ついに老衰に終るこの世界 ...

前回書いた様にプラトン立体は正多角形の次元上昇の様でいて実はそうでない。正多角形は無限に円に近づけていけるがプラトン立体は5種類しか無いため無限に球に近づける事ができない。以前どこかの記事に書いたのだが、円や球に近づく事はプラトンや新プラトン学派にとって神 ...

世界が厳しい局面に立ち至っている今、やはり元気の出る曲を聴きたい。「ブギウギおばさん」ことケイティ・ウェブスターのライブを聞いたのはもう30年以上前、立川の昭和天皇記念公園で行われた「ブラックミュージック・フェスティバル」での事だ。ブギウギおばさんと言って ...

マラルメの詩はフランス象徴主義詩人の中でもとりわけ文法を無視し音楽的なリズムを重視していると言われる。その美しさは日本語に翻訳するのは不可能だ。そこで先ずは日本人の象徴主義詩人と言われる日夏耿之介の「黒衣聖母」という詩を読んで象徴主義の雰囲気を味わってみ ...

どうもイギリス・ロマン派も神学的功利主義とユニテリアンについて考えるのが長期戦になる事が解ってきて、本来の「ロマン派と象徴主義の連続と断絶」というテーマを忘れてしまいそうなので、カンバーランド(神学的功利主義)〜 プリーストリー(ユニテリアン)〜 コール ...

正多面体(プラトン立体)については一度ヤフーブログに遊びの記事を書いた。https://neuman8823.blog.fc2.com/blog-entry-124.html?spこれをこちらにそのまま移さなかったのはもう少しゆっくりとその幾何学的神秘性を味わってみたいからである。僕は頭で理解できても感情的 ...

           夢窓疎石が作った天龍寺の庭園「東洋美術」のカテゴリーをこの様に変えてみた。主に中国と日本の文芸思想についても書くためである。これで世阿弥や金春禅竹の「幽玄」の美意識、夢窓疎石の庭園美術(上写真)、中国の道教魔術などについても書ける。 ...

西欧思想史もいったん区切りをつけたい。これまで僕は西欧思想史を自分で納得するためにもっぱら巨視的に見て理神論と啓蒙主義と古典主義をほぼ同一と見做し、それを「世俗化されたカルヴァン派」であると考えてきた。「カルヴァン派と理神論は自然の中から神を追放した点で ...

そろそろ通常モードに復帰したいところだ。霊的幾何学ではヌーソロジーから少し離れてプラトン立体の考察からインスピレーションを得ようとしているのだが、ヌーソロジーで新たに分かった事があるので追加する。これは「ヌーソロジーの発想 先回り」の記事の追加分である。  ...

           ブログさぼり中   ...

ショパンはノクターン(夜想曲)のスタイルをフィールドから学び発展させたが、あまり変わらないペースで柔らかに流れるフィールドに較べショパンのノクターンは激しい強弱と陰影を持っている。この13番はその中でもとりわけ劇的でもはやノクターンの枠から完全にはみ出てい ...

今回もヤフーブログの記事の修正、再掲である。ヌーソロジーの記事を書くにはもう少し時間が必要だ。トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア(1548~1611)は画家のエル・グレコ(1541~1614)とほぼ同時代人である。彼は後期ルネサンスのポリフォニー音楽においてローマのパレス ...

アメブロの使い難さと広告のしつこさに嫌気がさし、更新を中止した。もちろんあちらで気に入っているブロ友には引き続きコメントはしていくが、更新は今後ライブドア一本で行くつもりである。これまで以上に薄い内容の記事も多くなると思うが更新頻度は高くなるだろう。ヤフ ...

前回書いた通り、陳家太極拳では長拳や空手のような踵の回転をしない。逆に楊式太極拳では踵を回転させるが纏絲勁(てんしけい)という考え方が無いようだ。    (1)上の纏絲の動きの一つ目「太極纏」は僕の「気功的長拳」と同様、右手と左手が右回転なら右回転、左なら ...

陳家太極拳の纒絲(てんし)では長拳の様に踵を回転させない。その代わりに腰から腕の回転を通じて手首が回転する。その動きはどことなくタイダンスに似た趣きがある。この手首の回転に関して少し前提となる考察を。ボクシングの右ストレートは思い切り打つと下の様に上半身 ...

中国武術の動きには鞭の様にしなる動きと回転が螺旋形に伝わって行く動きが多く取り入れられている。鞭のしなりは二つの波の合成である事は前に書いた。http://bashar8698.livedoor.blog/archives/16716961.html回転が螺旋形に伝わる動きは纏絲勁(てんしけい)と呼ばれてい ...

今、以前の直感と思考の微妙なバランス感覚を取り戻そうとしている所だが、もう少し時間がかかりそうだ。ヌーソロジーやシナジェティクスなどの「神秘幾何学」へ戻るつもりだが、インスピレーション次第で生物学、神話学、ロマン主義思想史などへ飛ぶかもしれない。もう少し ...

以前ヤフーブログに書いてきた「武道と気功の一致」に関する記事は、ほとんど理解者が無く空手の先生方に怒られるだけだろうという配慮からこちらへ移してこなかったのだが、最近はこのブログも中国人の読者も増えてきたようで、また日本人でも気功、太極拳や合気道をやって ...

レイ・ブライアントのブルースは柔らかく華麗だ。朴訥なブルース・フィーリングで勝負するウィントン・ケリーとは或る意味で対極的だ。と言ってもジャズファンでなければ分からないだろう。そこで比較のためにウィントン・ケリーの最も有名なブルースを先ず聴いてもらいたい ...

新型コロナウィルスは当初想定されたより遥かに恐ろしい性質を持っている事が漸く明らかになってきた。この間明らかになったウィルスの性質を挙げてみたい。① 或る条件の下では空気感染する。https://johosokuhou.com/2020/03/18/27684/http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-e ...

希望がみな無くなって君は今、どうしようもないと感じてるならそして人生は混乱だらけで幸せなんて幻でしかなく世界が周りから崩れ落ちる様に感じてるならいとしい人よ手をさしだしてさあ、僕に手をのばしておくれ僕に向かって手をのばしておくれ僕はそこにいるよ 君を守る ...

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