久しぶりの西洋思想史だが、前回までの流れを確認すると、啓蒙主義への反感を基調とするドイツ・ロマン派に対しイギリス・ロマン派に大きな影響を与えたユニテリアンの伝道師プリーストリーが啓蒙主義者であり、コールリッジやワーズワースも啓蒙主義を批判しながらそれに近 ...

この前紹介したピリアさんのブログで「宮崎駿の様々な作品を通して見ると主人公が成長している」という見方が示されている。  https://inspiration.hateblo.jp/これがたまたま今晩見たノヴァーリス・ボットのツィッターの次の言葉と重なってしまった。「長編小説(ロマーン ...

素晴らしいブログを紹介したい。https://inspiration.hateblo.jp/ジブリアニメの神話学的解釈は僕も是非やりたいと思っていた事だ。僕はやるとすれば先ずナウシカからだろう。 ...

実はこの間、ヒドラやイソギンチャクの触手、軟体動物のU字に屈曲した消化管、節足動物の体節構造などを研究する間、「これはタントラ的だ」 という観念がずっと頭から離れなかったのである。生物学者は消化管の屈曲は固着生活に対応するためだと言う。それは正しいかもしれ ...

この前、神秘主義者は収斂進化の中にこそ深い摂理を求めるべきだと書いたが、僕はクラゲのストロビラと節足動物の体節は「ボディプランの深層構造」という意味では同じだと考える。そして今、大まかにこんなイメージを持っているのである。これは抽象化されたボディープラン ...

スズコケムシはコケムシと似ているが、コケムシが真体腔であるのに対しスズコケムシは偽体腔、コケムシが腎臓を持つのに対しスズコケムシは原腎管である事などから、現代ではコケムシより原始的な生物と見られている。コケムシは個虫が外殻の連結によって群体を作るが、スズ ...

もう少し無脊椎動物のボディープランの深層構造を見ながら、ヘッケルの反復説の意味を探っていきたい。僕の思考はもちろん分子系統学やDNA、転写因子の研究から得られる知見を大いに参考にするが、そこから飛躍する事もある。唯物論者は収斂進化を単なる「他人の空似」と見な ...

クリオネは腹足類(巻貝の仲間)だが、捕食の時にはバッカルコーンと呼ばれる触手を出す。これを見て何かを連想しないだろうか? そうだ、イカだ! そして上の触手と口だけ見れば、これはまさにヒドラそのものだ。これが発生的にトロコフォアの環状の口髭に由来するのかどう ...

やはり無脊椎動物に関しては進化系統も発生の具体的な過程も分かっていない事が多いため、これ以上反復説を検討するのは難しい。そこで少し発想を変えよう。「形のデザイン」という観点から大まかに種間の比較をし、その意味を考えるという観点である。もちろん神経系、感覚 ...

カニ類のゾエアは額棘、側棘、背棘を持つ。下の写真で上を向いているのが背棘、クチバシの様に下へ伸びている透明な物が額棘である。写真はこちらからお借りしました。http://plankton.image.coocan.jp/Crustacea3-2-2-014.html上の側面写真では分かりにくいが、正面から見る ...

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