「意味連関を読み解く」もう一つの例を挙げる。

「神話における牛と蛇の役割り」の記事では中国の龍神信仰だけでなくヨーガのクンダリニーについてもわざと視野から外していた。クンダリニーについては神話には直接は出てこないためで、別の記事で書いてある。
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しかしクンダリニーヨーガは神話に直接は出て来ないとは言え、シヴァ信仰を論じる際には避けて通れないものだ。今後はヨーガ、アーユルヴェーダ、カバラー、経絡学、道教魔術などの秘教とアカデミックな神話学の垣根をさらに取っ払って進みたい。


「人体と地球の相似象」という観点はブロ友の慈雨氏に影響されて僕も考える様になったのだが、そこで当然思い当たるのは「クンダリニーと地軸の相似象」である。実は正にそのものズバリのテーマを展開しているブログをかなり前に見つけたのだ。これを機に紹介しよう。アジムケイド氏である。
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上の写真にある様に地磁気は外部コアの金属の横の回転運動がトロイダルな磁力線を生み、クンダリニーは回転しながら背骨の中を突き抜けるが、実はトロイダルな循環をすると考えられる。

彼は僕から見ると何でも一緒にしてしまう傾向があるのだが、その辺は差し引いても大いに参考になりそうだ。残念ながら2016年で更新が途絶えているのだが、彼の精神を僕が引き継ごう。

前に書いた「地球と生物の層構造の相似象」もこれと同質の問題である。
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マグマ・オーシャンは海綿から腔腸動物、
外から冷えて固化し外が固体、内側がマグマの状態は無脊椎動物の外骨格、
大気と海と大地の三層構造ができると脊椎動物の内骨格に相似する。