ルドルフ・シュタイナーは神秘主義を哲学にまで高めた人でありドイツの「緑の党」の思想的根拠となっている。
彼の思想を解説した本は多いが、肝心な「宇宙進化」 の物語について解説しているものは少ないようだ。
彼の宇宙生成論はブラヴァツキー夫人の宇宙生成論と、ヘッケルの反復説に大きな影響を受けている。
ヘッケルの生物哲学との関連で読み直す時、彼の宇宙生成論がいかに深い霊的直感に溢れているか分かるだろう。
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シュタイナーは星の転生を7つの時期に分け、それを人間の意識のレベルと対応させている。次のようなものだ。
さしあたって土星紀、太陽紀、月紀はそれぞれ「鉱物の意識」「植物の意識」「無脊椎動物の意識」と読み替える事が可能である。


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