ガヤトリーは5つの顔を持つヴェーダの母、全てのマントラの母である。ガヤトリーはサヴィトリー、サラスワティーの別名を持ち、それぞれガヤトリー(感覚)、サヴィトリー(生命力)、サラスワティー(言葉)として人間に内在する。
ガヤトリー・マントラはリグ・ヴェーダの中のガヤトリー賛歌を凝縮しマントラ(真言)にしたもので、あらゆるバラモンが畏敬を持って「最も根本的なマントラ」と語るものである。
オーム、
物質界、心象界、天界に遍満する
至高神サヴィトリーの実在を讃えます。
究極の精神の輝き、聖なる真理を、深く瞑想いたします
かの叡智によって、我らに光があたえられ、
絶対の真理を悟ることができますように。
ラーマクリシュナはこう語る。
私は常々、霊的修行に長い年月を費やすべきでないと言っている。
しかしこの短時間のガーヤトリー礼拝による霊性修行は別だ。
このマントラを唱える事で偉大な霊的目標に到達するだろう。
このマントラはとても短いが無限の力を秘めている。

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