古典派と円形ドーム、ロマン派とゴシック尖塔を結びつける必然性は無い。寧ろ古典派は直線的でありロマン派は円、球、または非線形的であると考える方が自然だし、それによって古典派とゲゼルシャフト、ロマン派とゲマインシャフトという本質的連関がはっきりする。
これは以前、慈雨さんに指摘された事なのだが、その時は彼の言う意義が理解できず「古典派が円形ドームを、ロマン派がゴシック尖塔を好んだのは厳然たる歴史的事実で変えられない」と答えていた。慈雨さんのアイデアは一見ぶっ飛んでいるようで意味深な事が多々ある。
この古典派と線形的、ロマン派と非線形的性質に注目すれば、まだ繋がっていなかった鉱物結晶の安定性の問題(http)にも進展がありそうだ。
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