ベニー・ゴルソンの「Dear Kathy」は上図の様に Dm6(レファラシ)をBm7♭5(シレファラ)と見做す(線で繋いだコードが同じコードの転回であるから同じと見做す)事で次々と属調に転調していく。
これは「Whisper Not」と同じパターンだ。ベニー・ゴルソンのよく使う方法、彼の常套手段なのだ。
一度罠にかかったウサギが、用心しながらも餌の匂いに抗し切れず再び罠にかかってしまうように、僕はまたもやゴルソン・ハーモニーの策略にはまり溺れていく。
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コメント
コメント一覧 (4)
ミトラさんは、ギターも爪弾かれるのですね。
どんな感じのメロディになるのか聴いてみたかったです。
私、 ギターといえば、クラプトンのLet it grow が好きで
いつまでも聴いていたかった曲でした。
https://m.youtube.com/watch?v=ul2md5fZ5qU
ミトラ
が
しました
コード進行の原理はギターもキーボードも同じです。僕は学生の頃まではギターの方が得意でしたが、26歳の時にジャズピアノを習って、今ではギターはほとんどコードをガチャガチャする程度です。
そう言えばみみさんは音楽を聴けないんでしたね。いつもみみさんに聴けない記事で申し訳ないです。
Let it Grow、聴いてみました。良い曲ですね。歌詞の和訳も探してみます。今後は美術の記事も増やしていく予定なので、また感想を聞かせて下さい。
ミトラ
が
しました
ジャズピアノを演奏するのですね。僕は、キーボードは全く弾けません。苦手です。弾ける方が羨ましいです。僕は、アコースティック・ギターを時々弾いています。中学生の時からギターを弾いてきましたが、結局上達しませんでした。スリーフィンガー・ピッキングでフォーク調の曲を弾くことが多いです。ポール・サイモンのギター奏法に影響を受けました。
ジャズのピアニストというとミトラさんが好きなピアニストは、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット辺りでしょうか。
ジャズのレコード、CDかなり持っています。ギタリストの音源が一番多く、次がピアニストの音源が多いです。ジャズのピアニストでは、最近はリッチー・バイラークのソロ・アルバムをよく聴いています。
ミトラ
が
しました
僕もギターはほとんどアコースティックでしか練習した事がありません。アルペジオとかボサノヴァ奏法が好きでした。
ジャズはこのブログの「ジャズ・ブルース・ソウル」のカテゴリーを見てもらえばだいたい僕の好みは分かると思いますが、特に好きなピアニストを挙げれば、ジュニア・マンス、ケニー・ドリュー、マッコイ・タイナー、日本人では何と言っても本田竹広、田村翼が好きです。あとオスカー・ピーターソンも静かに弾いた演奏は好きですね。
あまり最近のは聴きません。ハードバップが好きなので50〜60年代のもの中心ですね。
僕はカルテットの音が一番好きなんですが、サックスではベニー・ゴルソンにベタ惚れしております。あとはソニー・ローリンズ、ソニー・スティット、キャノンボール・アダレイあたりが好みです。
またオルガンはもちろんレイ・チャールズとジミー・スミス!
ミトラ
が
しました