「ヘレニズムとヘブライズム」のテーマ( http )は学生時代に(半世紀も前だ 笑)ヴェーバーやトレルチから得ていたが、それと直交する「ゲルマンとラテン」の座標軸が必要な事に気づいたのはほんの数年前である。横軸にヘレニズムとヘブライズム、縦軸にゲルマンとラテ ...
カテゴリ: 比較文化の座標軸
タントラと禅
神話的直感が衰えているので、今回はウォーミングアップである。「タントラと禅」の二項対立は以前書いた「ディオニュソスとアポロ」の拡大解釈と捉えたものである。つまりこの(https)記事の部分的展開と考えてもらって結構である。もちろんこれは最も広い枠組みとしての「 ...
ギリシャとユダヤ、ゲルマンとラテン
まだ詰めてない思いつきなのだが、かなり長い間暖めていた思いつきを忘れない内に書き留めておこう。テンニエスの「ゲマインシャフトとゲゼルシャフト」 を読むうちに、これは今までの「ヘレニズムとヘブライズム」の座標に直交する「ゲルマンとラテン」という座標が無いとこ ...
太陽と大地のメタファーの修正
古典派と円形ドーム、ロマン派とゴシック尖塔を結びつける必然性は無い。寧ろ古典派は直線的でありロマン派は円、球、または非線形的であると考える方が自然だし、それによって古典派とゲゼルシャフト、ロマン派とゲマインシャフトという本質的連関がはっきりする。これは以 ...
🔵 ボルケナウによる「性善説と性悪説」の理念型
この記事は事実上「性善説と性悪説」の記事の続編である。httpボルケナウが強調する性悪説の理念型を図示してみた。(1)まず左の自然観では神と人の無限の距離を強調する所から神の摂理は到底人間に理解できるものではなく「不可解」なものと観念される。自然の中に法則は見 ...
🔵 太陽と月と大地のメタファー
この記事は、これまで僕の中で統合されずに並存してきた思想史的アプローチと神秘主義的アプローチを結合する、僕にとっての最大の飛躍である。① 太陽 月 大地② 光 火 水③ 透明 混沌 ④ 孤立粒子 ...
風土論
今回の記事は暫定的で未完成である。今後少しずつ記事を修正していこうと思っている。 精神と物質は本当は同じものの裏表なのかも知れない。僕はそういう考えに傾いている。 しかしさし当たって別のものと考えた時、精神と物質は相互に影響し合っている。 単純な唯物論者が ...
ディオニュソス と アポロ
ニーチェの処女作「悲劇の誕生」はその後の彼の思想の根本モチーフを直接的に表現している、謂わばニーチェ思想の「原点」である。「キリスト教のルサンチマン」「強さのペシミズム」「ギリシャ神話とユダヤ神話の対称的性格」「道徳に対する芸術の優位」など、その後のニー ...
幸福の神義論 と 苦難の神義論
マックス・ヴェーバーは、全ての宗教倫理が幸福の神義論と苦難の神義論に分類されると考えた。苦難の神義論はニーチェの「ルサンチマン」の概念を批判的に継承したものである。これは3幕のドラマとして語ると分かりやすいと思う。第1幕 <バビロン捕囚>B.C.597年、新バビ ...
ルネサンスとバロック
この記事はまだ思想史の勉強が浅い時に書いたもので、大変恥ずかしい内容なのだが、今後近い内にヴェルフリンを読み直して修正するという事で、一応公開する。ルネサンスとバロックが美術史上の対立する概念として確立されたのは意外と最近で19世紀も末になってからである。 ...
ヘレニズム と ヘブライズム
性善説と性悪説はキリスト教では「ヘレニズムとヘブライズム」という座標軸と「汎神論と超越神論」という座標軸にある程度重なってくる。キリスト教にはストア派の「自然法」や新プラトン主義の「流出論」「汎神論」といったヘレニズムの思想と、「終末論」「超越神との契約 ...
🔵 性善説と性悪説
このブログの思想史的アプローチの基本となる座標軸をこれからいくつか書いてみたい。先ずは「性善説と性悪説」の理念型を説明する。この理念型はフランツ・ボルケナウの著書、「封建的世界像から市民的世界像へ」から読みとったものであり、この書を理解する鍵となる。(た ...










