これから珪酸塩鉱物の結晶構造について下の資料を元に考える。http://www.asahi-net.or.jp/~up5s-andu/SUISHO/suisho.htm#chikyu全く知らなかった分野なのでカオス理論と同様半分以上がお勉強の記事になるが、勉強の嫌いな人はスルーしてもらって鉱物結晶に神秘を感じる人だ ...
カテゴリ: 🔵 ヘルメスと霊的化学
インドラの網
ドイツ・ロマン派の多くにある鉱物結晶への強い関心は日本の宮沢賢治にも共通する。 5年前に国立科学博物館で開かれた「石の世界と宮沢賢治」展のポスターこの問題が如何に神秘家のインスピレーションを掻き立てるものであるか、賢治の詩的な童話「インドラの網」で味 ...
水成説と火成説 ③
ゲーテとノヴァーリスはヴェルナーの水成論のどこに惹かれたのか、二人の言葉を頼りにもう少し深めてみよう。ゲーテのメタモルフォーゼ先ず前回記事の修正について説明したい。ゲーテが「機械的・原子論的」であるゆえに軽視した侵食、運搬、堆積という河川説は水成説と火成 ...
水成説と火成説 ②
18世紀後半にドイツのヴェルナーが水成説を、イギリスのハットンが火成説を確立した。その頃には水成説も火山の役割を認め火成説も海中の堆積作用を認めるようになり両者が統合されてもいいようにも見えるが、「花崗岩や玄武岩は堆積岩か火成岩か」という論争で再び火花を散 ...
水成説と火成説 ①
前にエネルギーの乱流を描く画家、思想家として紹介した植田信隆氏はその後もずっと閲覧しているのだが、今回再びインスピレーションを頂いたので鉱物の話題に飛ぼうかと思う。https://uedanobutaka.info/official/2019/04/15/石を聴く―-天と地を結んでけつまずくもの/先ず ...
エントロピーとエンタルピーの弁証法
ここで無機物と生命の連続と断続を考える材料として生体の新陳代謝について考察する。新陳代謝はは下図の様に同化と異化の2局面からなっている。 同化(anabolism)は摂取した低分子から高分子を合成、異化(catabolism)は逆に高分子を分解してエネルギーを得る。同化=エ ...
結晶の安定性
今回は完全に高校の化学の復習である。水への溶解が発熱反応になるか吸熱反応になるかは結晶の格子エネルギーの大小で決まる。格子エネルギーが大きいほど結晶のエネルギー準位は低く、従って結晶は安定し、溶解は吸熱的になる。では格子エネルギーは何によって決まるのだろ ...
シュタイナーの溶解ー再結晶論
僕が今最も心ときめくテーマがいくつかある。箇条書きにして見ると(1)生物の体節形成と水面の波紋に共通する秘密を探る(2)結晶の繰り返し構造と生物の細胞分裂との相似象を考える(3)液体への複数の物質の溶解と再結晶の霊的意味を考える(4)植物の世代交代の霊 ...
ノヴァーリス ① サイスの弟子たち
「鳥の翼や卵の殻に、雲や雪や結晶、岩の紋様、凍った水面、山や草木や禽獣や人間の内面と外面に 、天空の日月星辰に、あるいは瀝青板と玻璃板を擦り合わせたときや、磁石のまわりに蝟集する鉄粉や、偶然がもたらす数奇な廻り合わせの中などの至るところに見出せるあの偉 ...
🔵 世界の成り行きと霊性進化 ④ シュタイナー
前に書いた様に、神秘主義の多くは世界の成り行きと霊性進化は逆行する過程と考えてきた。しかしシュタイナーにおいては霊性進化は星の輪廻転生の中で進行し、星の輪廻・転生が人間の意識と肉体の進化に対応している。従って宇宙の進化と人間の霊性進化は重ならなければなら ...
🔵 世界の成り行きと霊性進化 ③ ヘルメス文書
バッハオーフェンは帝政ローマ時代のプラトン研究者、プルタルコスを何度も引用し「太陽、月、大地の三重のエロス」というテーマを示している事は以前書いた。しかしプルタルコスの「愛をめぐる対話」を読むと、月を太陽と大地の中間者と見なす発想は出てくるものの、太陽は ...
シュタイナー進化論 ⑤ 地球紀
シュタイナーによれば、自我をもっとも低次のものとする存在、つまり、物質性を持たず、アストラル体もエーテル体も持たない霊的存在が土星紀に現れる。この存在が土星の表面で形成された肉体に「自我性」を植え付けた。この霊的存在を「アルヒャイ」又は「自我性の霊」と呼 ...
シュタイナー進化論 ④ 月紀
太陽紀が「植物の意識」であるとすれば、月紀は「動物の意識」それもまだ高度な感情を持たない「は虫類以下の動物の意識」を表している。それは「夢のような意識」でもある。高度な感情は地球紀になって生まれるのである。しかし、太陽紀から流入していたアストラル体が月紀 ...
シュタイナー進化論 ③ 太陽紀
「土星紀もこのように眠りの状態に入り、そして太陽紀として再受肉していきます。」シュタイナーの宇宙生成論では星の輪廻転生においても「個体発生は系統発生を繰り返す」のである。「人間存在は、より高度の意識度を獲得するに至る。しかしこの事が生じうる以前に、すでに ...
シュタイナー進化論 ② 土星紀
全ての神秘主義者が確信するように、生物だけではなく鉱物・無機物もまた進化している。それは単に分子構造が複雑になる、という事だけではない。電磁波の吸収と反射の仕方が進化していくのである。電磁波はもちろん光や熱線を含む。「分子構造」と「電磁波の吸収と反射の仕 ...
シュタイナーの宇宙進化論 ① 総論
ルドルフ・シュタイナーは神秘主義を哲学にまで高めた人でありドイツの「緑の党」の思想的根拠となっている。彼の思想を解説した本は多いが、肝心な「宇宙進化」 の物語について解説しているものは少ないようだ。彼の宇宙生成論はブラヴァツキー夫人の宇宙生成論と、ヘッケル ...











