ヨブ記のクライマックスでは神の声が嵐の中に響き渡る。神は自分の天地創造、その維持の業を並べて「お前はこんな事ができるか」とヨブに突きつける。度量を定め、海を閉じ込め、地の縁から悪人を振り落とし、雪や雹を倉に蓄え、雷雨の通り道を作り、星座と十二宮を作り、動 ...
カテゴリ: 神義論
ヨブ記・・・・・苦難の神義論の続きとして
ヨブ記はエレミヤ書とともに旧訳聖書の中でも最も深刻なテーマを提示する苦難と救いの物語である。非常に敬虔で強固な信仰を守るヨブが何重にも重なり永遠に続くかに見える理不尽な不幸の中でついに神に対する呪いの言葉を吐く。彼の魂を救う事はできるだろうか?マックス・ ...
幸福の神義論 と 苦難の神義論
マックス・ヴェーバーは、全ての宗教倫理が幸福の神義論と苦難の神義論に分類されると考えた。苦難の神義論はニーチェの「ルサンチマン」の概念を批判的に継承したものである。これは3幕のドラマとして語ると分かりやすいと思う。第1幕 <バビロン捕囚>B.C.597年、新バビ ...
